推定修繕工事項目、修繕周期等の設定内容

推定修繕工事項目 対象部位等 工事区分 修繕周期(参考) 想定している修繕方法等
1電灯設備等
①電灯設備 共用廊下・エントランスホーム等の照明器具、
配線器具、非常照明、避難口・通路誘導灯、外灯等
取替 15年 15年・30年
45年・60年...
LED化
②配電盤類 配電盤・ブルボックス等 取替 30年 30年・60年...
③幹線設備 引込開閉器、幹線(電灯、動力)等 取替 30年 30年・60年... 幹線、引込開閉器等の取替
④避雷針設備 避雷突針・ポール・支持金物・導線・接地極等 取替 40年 40年...
⑤自家発電設備 発電設備 取替 30年 30年・60年...
2情報・通信設備
①電話設備 電話配線盤(MDF)、中間端子盤(IDF) 取替 30年 30年・60年...
②インターネット設備 住基内ネットワーク 取替 15年
45年
15年・30年
60年...
③インターホン設備等 インターホン設備、オートロック設備、住宅情報盤、防犯設備、配線等 取替 15年
45年
15年・30年
60年...
④テレビ共聴設備 アンテナ、増幅器、分配器等 ※同軸ケーブルを除く 取替 15年
45年
15年・30年
60年...
3消防用設備
①屋内消火栓設備 消火栓ポンプ、消火管、ホース頭、屋内消火栓等 取替 25年 交換
・50年...
②自動火災報知設置 感知器、発信機、表示灯、音響装置、中間器、受伝機等 取替 20年 交換
・40年・60年...
共同住宅用
②連結送水管設備 送水口、放水口、消火管、消火隊専用栓等 取替 20年 交換
・25年・50年...
1-①電灯設備の劣化・不具合
部位 劣化・不具合 内容
屋内共用照明器具 ・焦げたような臭がする。
・器具に発煙・油漏れなどの形跡がある。
・本体に変色・ひび割れ・さびが出ている。
・ランプの寿命が他の器具より極端に早い。
・点灯時に漏電遮断器が動作することがある。
・ここ2・3年、故障による交換台数が増えている。
屋外共用照明器具 ・取付部に変形・ガタツキ・ゆるみ等がある。
・照明器具内部に浸水の形跡がある。
・ソケットが変色・破損している。
・点灯時に漏電遮断器が動作することがある。
・ランプを交換しても他の器具より極端に暗いものがある。
・短時間で点灯不能になる。
・安定器に変色・変形・破損が見られる。
・ボール地際部にサビが見られる。
1-②配電盤類の劣化・不具合
1-③幹線設備の劣化・不具合
部位 劣化・不具合 内容
配電盤 ・異常音、異臭がある。
・絶縁ケースが異常に高温になっている。
・主回路端子部は過熱変色している。
・端子締め付け部の絶縁物が変色している。
・端子ネジ、電線締付ネジ等に緩みがある。
・ヒューズ式を使用している。
・遮断器が作動し、停電になった。
幹線ケーブル ・過電圧・過電流・内部への浸水にがある。
・衝撃・圧縮・屈曲・捻回・引張等、機械的負担がある。
・赤外線・塩分付着により、ケーブル外装の被覆が劣化している。
・鼠・白蝶による食害がある。
・カビ等が発生している。
・ケーブル接続部の施工不良がある。
・絶縁が不良である
分電盤 ・絶縁ケースが異常に高温になっている。
・異常音、異臭がある。
・主回路端子部は過熱変色している。
・端子締め付け部の絶縁物が変色している。
・漏電遮断器が設置されていない。
・遮断器が作動し、停電になった。
2-①電話設備の劣化・不具合
2-②インターネット設備の劣化・不具合
2-③インターネット設備等の劣化・不具合
部位 劣化・不具合 内容
電話・インターネット設備 ・MDF盤・IDF盤とも施錠がされていない。
・MDF盤・IDF盤が腐食し錆びている。
・MDF盤~IDF盤までの配管が腐食している。
・MDF盤・IDF盤内の配線が整線されておらず、行い先表示がない。
・光ファイバー導入にあたり装置配置スペースがない。
・電話会社柱までの予備配管がない。
2-④テレビ共聴設備の劣化・不具合
部位 劣化・不具合 内容
テレビ共聴設備 ・破損している。
・ケーブル断線している。
・接続箇所が接触不良を起こしている。
・受信感度が劣化している。
・ブースターへの電源供給がされていない。
3消防設備点検の種類と期間
(消防法施行規則第31条の6、平成16年消防庁告示第9号)
(消防法施行規則第31条の6、第3項目1号・2号)

機器点検ー6ヶ月に1回
総合点検ー1年に一回
点検の結果の報告ー3年に1回(マンションの場合)
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